筋力の低下・皮下脂肪・便秘などの原因によって、ぽっこりふくらんでしまったお腹……。
メタボ気味の男性だけでなく、女性も下腹部のぽっこりに悩んでいる人は多いです。
今回は、そんな下腹部をヘコませるために効果的なダイエットについて見ていくことにしましょう。
下腹部のダイエットに効果的な「ピラティス呼吸法」とは?
まずはぽっこりおなかを解消するための食事について。
便秘が原因となっているケースもあるので、腸内環境を改善させて便通を良くすることが大切です。
そのためには、寒天やところてんといった食物繊維を豊富に含んでいる食べ物を積極的に取り入れるのがおすすめ。
毎日便を出せるようになれば、便秘気味の人はそれだけで解消されることがありますよ。
しかし、便がよく出ている人にはあまり効果がありません。
そんな人にお教えしたいのが、下腹部に適度な負担をかけることができる「ピラティス呼吸法」です。
ピラティス呼吸法はヨガなどとは異なり、胸式呼吸をします。
腹式呼吸はお腹を膨らますイメージで行いますが、ピラティスでは普段から行っている胸式呼吸なので少ない負担で済むのが魅力。
これは息を鼻から吸って口から吐くことで身体の奥に位置しているインナーマッスルを刺激し、下腹をヘコませることができるのです。
近年ではハリウッド女優やモデルたちの間でもこのダイエットが効果的だと評判があり、日本でも話題になりました。
難しいコツをつかむまでもなく、誰でも簡単に取り組みやすいのが特徴ですね。
下腹部を引き締める腹筋方法とは?
ピラティス呼吸法を実践しながらストレッチなどをすると、インターマッスルを鍛えることができます。
これもある程度の効果を期待できますが、さらにぽっこりおなかを集中的に解消できる方法をご紹介しましょう。
それが、背骨や骨盤を矯正するエクササイズ。
実は、ぽっこりお腹の原因の1つは、骨盤のゆがみと言われています。
ゆがんだ骨盤を治して内臓を正しい位置に戻すと、基礎代謝が活発になるだけでなく、ぽっこり出てしまっていたお腹をヘコませることができるのです。
骨盤のゆがみを直しつつ、さらに腹筋運動をするので、効果は二重と言っても良いでしょう。
方法としてはまず、仰向けで横になり、両ひざを上げます。
上げた両ひざを両手で支えるようにして、息を吐きながら胸の下まで上体を上げましょう。最後に息を吐きながら、今度は右足を斜め上へまっすぐ伸ばします。
最後に腕を伸ばしきったら、息を吸いながらゆっくりと元の位置に戻すだけ。これを左右交互に、それぞれ24回ずつ行います。
はじめは少ない回数からでもかまいません。
毎日続けることが大切ですよ。
ダイエットに必要なのは「意識」と「習慣」と心がけよう
下腹部は痩せにくい場所だと知っている人も多いかもしれませんね。
だからこそ常日頃から気を付けてダイエットをすることが大切なのです。
痩せようという想いを持ち続けることができれば、食生活や適度な運動を続けられるでしょう。
そのために、自分が理想とするスタイルやダイエットが成功した後でしたいことなどポジティブなイメージをしてみてください。
それがダイエットのモチベーションとなり、前向きに取り組めるはずですよ!
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