自殺大国「日本」!?日本人の死因から見えるストレス社会の闇

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出生率が下がり、少子高齢化に陥っている日本。死亡数が出生数を上回り、年々人口も減少しつつあります。その背景には何があるのか、死亡者の死因から考えていきましょう。

 

日本人の死亡要因第1位はガン、次いで心疾患、脳血管疾患と肺炎

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早速、日本人の死因について触れていきましょう。

まずは、全体的に見た日本人の死因1位から3位まで。

1位 悪性新生物(癌)
2位 心疾患
3位 脳血管疾患・肺炎

死亡要因1位の悪性新生物(癌)には、納得している人も多いのではないでしょうか。癌検診での早期発見や、医療の発達によって大事に至る前に完治するケースも増えていますが、この病気にかかるのはほとんどが高齢者。

体力・免疫力が落ちている高齢者がかかると、そのほとんどが死亡要因になってしまう場合が多いのです。

次いで、死因2位は心疾患。心疾患の主な病気は狭心症と心筋梗塞です。

そして3位は脳梗塞などで知られる脳血管疾患と、高齢者の死因としてトップ3圏内に上がってきた肺炎が同等率で並んでいます。

全体的に見ると、この4つの疾患が現在の日本人の死因としての代表格です。

 

20代死亡要因1位は『自殺』

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上記では全体的に見た死因の割合によるランキングでしたが、年代別にみると、他の死因がトップに上がっています。

実は、20代から30代までの死因第1位は、『自殺』です。死因として『自殺』は20代から60代半ばまでの広い年齢層でトップ5に入っています。

自殺の理由としては、学校・職場・男女関係、生活・経済状況、家庭環境、健康問題などが挙げられます。

日本人の自殺率は、世界的に見ても非常に多く、アメリカの2倍以上。1998年以降、毎年の自殺者数は5万人を超える事態となっています。

これは、一日あたり80人以上が自ら命を絶っているということになります。ここから見えてくる日本の現代社会について、あなたは、どう感じたでしょうか。

 

15~19歳の死因第1位は『不慮の事故』と『自殺』

自殺が幅広い年代で死因トップ5に入ることを先述しましたが、実は、10代前半の死亡要因第3位も『自殺』です。10代前半と言えば、小学校高学年~中学生という、いわゆる思春期に差し掛かるところ。

10代後半になると、『不慮の事故』に並んで死因第1位となっています。まだ若く、これからという時に自ら命を絶つことになった10代の子供たちの気持ちを思うと、とても痛ましいことです。

ちなみに『不慮の事故』では、交通事故が最も多い要因となっています。

 

人間関係、過剰労働などのストレスが『自殺』を増加させる

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次は男女別死因について。

先程、20代から60代半ばまで死因のトップ5に入るのが『自殺』と述べました。これに注目して男女・年齢別に見てみると、以下のようになります。

 

◆年代・男女別死因『自殺』の順位

【男性】

  • 10~14歳 第3位
  • 15~19歳 第2位
  • 20~44歳 第1位
  • 45~49歳 第2位
  • 50~59歳 第3位
  • 60~64歳 第4位

 

【女性】

  • 10~14歳 第3位
  • 15~34歳 第1位
  • 35~49歳 第2位
  • 50~54歳 第3位
  • 55~64歳 第4位
  • 65~69歳 第5位

以上、トップ5に入る年齢まで表記しました。

男性では20~44歳、女性では15~34歳という年齢層の自殺率が高いことがわかります。

男性の20代~40代前半というと、『働き盛りの年代』という印象ですね。世界的に見て、日本人は就労時間が非常に多いという指摘を受けることがありますが、それは関係しているのでしょうか。

やはり仕事上のトラブルや人間関係、過剰労働によるストレスから精神疾患を患う人が多いというのも自殺率が高い原因として挙げられます。

続いて女性の10代後半~30代前半という年齢層について。この年代を見ると、『若い』という印象を受けます。

10代から20代前半にかけては、特に人間関係に気を遣う時期ではないでしょうか。友達関係や上下関係、あるいは異性との交際関係などが理由でストレスを感じることも多いでしょう。

そして、20代後半~30代あたりになると、一般的に結婚・出産・育児と立て続けにライフイベントが起こりやすい年代と言われていますね。このあたりはかなり気持ちの浮き沈みが激しくなる時期です。

特に育児では母親がかなりの負担を強いられます。保育園の待機児童問題や仕事との両立への悩みなどが少子化につながっていると言っても良いのではないでしょうか。

もちろん、独身であっても周りの反応などからストレスを受けることが多々ありますね。そこから精神疾患に発展するケースは珍しくありません。

自殺の多くの理由は『健康問題』と言われています。ここで言う問題というのは、うつ病などの精神疾患のことです。

いわゆる『ストレス社会』が歳若い自殺者を増加させていると言っても過言ではありません。

 

日本人の美徳『我慢強さ』、『真面目』が『過剰労働』というストレスを生む

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外国人から見た日本人の特徴として挙げられるのは『真面目』『我慢強い』など、一見好印象なものに感じられます。しかし、これは悪い意味でも言われているのです。

日本人は真面目すぎて我慢強い。過剰労働・サービス残業を強いられても働き続ける。

つまり、自ら損を選ぶ民族という印象を持たれているようです。これには納得する人も多いのではないでしょうか?

当然、損なんてしたくないですよね。でも、簡単に仕事を辞めることなんてできませんよね。

今、うんうんと頷いたあなたは典型的な日本人です。きっとほとんどの人がそうでしょう。

現在の日本は、正社員の求人率が高いわけではありません。生活していくためには、再就職先が見つからない限り、我慢してでも働き続けなければなりませんね。

ここが国民性を大きく表しています。

 

『自殺』という闇から日本社会の明るい未来を考えよう

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長々と日本人の死因や若い世代の自殺率の高さについて述べましたが、ここから見える、または画策すべきことは何かを考えてみると面白いかもしれません。

日本の社会が今よりもっと明るくなり、自殺率の減少や少子化の緩和が成される日が来れば良いですね。

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