戦国大名の血液型は、なぜわかるのか?
“科学的な根拠は薄い”と言われているものの、多くの人に親しまれている血液型占い。
血液型から連想しやすい性格や行動があるだけに、人のイメージに影響を与えることもありますよね。
それは知人や有名人だけでなく、歴史上の人物にとっても同じです。
血液型の考えが生まれたのは1900年頃と言われていますが、血痕や血判などから故人の血液型がわかるようになっています。
天下統一を果たした豊臣秀吉はO型。若い頃はお調子者で人気があった、豊臣秀吉らしい血液型と言えそうですね。
また、独眼竜として知られる伊達政宗はB型、越後の虎と呼ばれた上杉謙信はAB型ということが判明しています。(諸説あります)
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今回は、織田信長の血液型について見ていきましょう。
織田信長の血液型で有望とされているのは?
A型の特徴は次のようなものと言われています。
- リーダーシップに長けている
- プライドが高い
- 几帳面で神経質
織田信長の性格によく合っているような気がしませんか?
リーダーシップは数々の戦からも見てとれると思います。それに、名高い家臣たちが次々と織田信長に従っていたのは、彼にそうさせる力と包容力があったからでしょう。
また、織田信長は自分に刃向かう者や、裏切る者を決して許しませんでした。
比叡山の焼き討ちや長島一向一揆の制圧などで残忍な表情を見せる織田信長は、腐れ切った僧と言う名の輩を一掃し、宗教を立て直す狙いがあったとも言われています。
高野山攻めは、謀反人である荒木村重の残党を引き渡すよう言ったものの、拒否されたどころか織田信長の使者が殺害されたことに端を発しています。
これは家臣を殺された怒りを買うとともに、プライドを深く傷つけたものだったでしょう。
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そのような行動からも、織田信長の血液型は「A型説」が有望なのです。
織田信長の血液型はA型ではなく、ほかの説もある
しかし、最近になって織田信長の遺髪や血痕は別人の物であった可能性が出てきました。
では一体、何型なのでしょう。もっぱら言われているのはB型です。
その根拠とされるのは行動力。桶狭間の戦いや金ヶ崎の退却の時も、素早い行動を見せました。感性に従って迷わず動くB型の特徴を表しています。
また、織田信長は庶民とも友達のように振る舞い、豊臣秀吉のような六つ(片方の指が6本ある、今で言う障害者)とも隔たりなく付き合いました。
そのように、物事に一方的なレッテルを貼らないところがB型と考えられる由縁なのです。
織田信長の血液型はどちらだろうか?
そもそもの話になってしまいますが、血液型で人のすべてを理解することはできません。
A型のような性格のB型の人がいてもおかしくないですよね。
とはいえ、戦国武将が何型でどんな性格なのかは歴史好きにとって気になるところ。
想像やロマンとして楽しむことはできるので、ぜひ気になる人物を調べてみてください。
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