うつけで冷酷…でも優しい?織田信長の性格を表す6つの逸話

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1. 「うつけ者」織田信長は奇行が目立つがは気さくで人情厚い男だった

尾張の「大うつけ」と呼ばれた織田信長は、本当はどのような人だったのでしょう。「うつけ」と呼ばれたのはその傾いた風体のことだけではなく、身分にこだわらず町の若者たちと戯れる日々を過ごしていたことからにもよります。

このことから想像すると織田信長という人は臣下の者以外には気さくな性格の人であったのでしょう。

しかし家督を継いでからもその奇行は直らなかったため、教育係の平手政秀が死をもって諌めたといいます。これにはさすがの信長も堪えたようで、「政秀寺」を建立し、政秀の霊を弔ったという深い人情味のある面を見せています。

 

2. 民に優しい性格も持っていたことを示す一つの逸話

織田信長が、岐阜と京都を行き来する途中の村で1人の乞食に気を止めます。美濃と近江国境近くの村に住む「山中の猿」と呼ばれる身体に障害を持つ男でした。

障害が故に働くことができないこの男が哀れに思った信長は、この男に木綿二十反を与え、その村人たちこれを金に換えてその男に小屋を建ててやることと、この者が飢えないように毎年麦や米を施すように頼みました。

このことに山中の猿はもちろん他の村人たちも感動して涙を流したと言われています。

織田信長は、このように慈悲深い一面を持っていたのです。

これにその村人たちも、乞食も感動して涙したそうです。

 

3. 女性に優しい面もあるというエピソードがある

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信長は女遊びが過ぎる秀吉を注意すると同時に、子供ができなくて悲しむおねの心を察し二人の間の仲裁もしています。女性に優しい性格の信長を表すエピソードですね。

 

4. 家臣に厳しいだけではなく優しい面もあった

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荒木村重が謀反を起こした際、村重説得に赴いた黒田官兵衛は牢に繋がれます。信長は黒田官兵衛が荒木側に寝返ったと思い、官兵衛の嫡男松寿丸(後の黒田長政)の首を跳ねるように命じたのです。

約1年後官兵衛が牢から助け出されると、信長は自分のした仕打ちを悔いていました。しかし松寿丸は機転を利かせた竹中半兵衛により生かされていたことを知ると、大変喜び、命令に背いた半兵衛を責めることはなかったそうです。

ここでも信長の優しい一面が見て取れます。

 

5. 比叡山焼き討ちや高野山に見る信長の冷酷な人柄

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信長は比叡山延暦寺を焼き討ちにし、多くの信徒や僧侶たち、また泣いて命乞いする女子供までを容赦なく殺害したと歴史はいいます。なんと残酷なことでしょうか。

信長が比叡山を襲った根底には、当時の仏教の乱れがあるようです。僧侶とは名ばかりで、酒や女を好みその辺のゴロツキでしかなかったようです。

比叡山を所領に欲しかったのも事実でしょうが、そこまで残酷になれたのにはそのような仏教の乱れを正したいという正義心からだったのかもしれません。

高野山攻めは、逃走した荒木村重を庇う高野山側との間で起こります。村重ら残党の身柄の引き渡しを要求しましたが聞き入れられず、後日配下の者を探索にやると、高野山側に全員殺害されました。

信長の性格からしてこれに腹を立てぬわけありません。信長は諸国の高野聖を捕らえ、数百人を安土において処刑しました。

信長は自らを「第六天魔王」と称しています。これらの残虐な行いを見ると確かにそう感じられます。

 

6. 「第六天魔王」と自ら名乗るほどの人格

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信長は正義感は強い人物ですが、自分に背く者に対してはかなり残忍な面を見せます。武田勝頼との長篠の戦いの前に、武田軍を根切にすると言っています。

根切りにするとは武田軍を完全に滅ぼすという信長の決意が現れた言葉でしょう。同時にその性格の残酷さも伺える言葉です。

伊勢長島の一向一揆でも、降伏の意を表したのにも関わらず、兵糧攻めにし、逃げ出す者は射殺、残った者も火にかけて殺しています。比叡山の時と同じです。

ここでも完全に鎮圧する、つまり根切りにされているのです。

このような残酷な仕打ちをする顔と、先に述べた優しい一面を持つ顔を同時に持つ信長はどちらが本当の彼自身だったのでしょう。

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