子育ては楽しいって聞いていた。確かに、我が子はかわいい。
でも、子育てをしているうちにたまっていく負の感情。育児って、どこが楽しいの?
子供を持つ人の多くが育児にストレスを感じているといいます。特に多いのは専業主婦。
子供を産み育てるに当たって、多くのお母さんが直面する問題。一日中休みなく子供と一緒にいて生活しているお母さんは、膨らんでいくストレスのはけ口が見つからなくて苦しんでいます。
分かって欲しい!育児でストレスがたまる理由
まず、小さな子を育てていると必ず起こる現象があります。それは、「何事も自分の思い通りにいかない」ということ。
自分のことは後回し・・・すべてが子供中心になる
子を持つと、日々のスケジュールがすべて子供中心になります。そのほとんどが予定通りにいかないのです。
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トイレに行きたいのになかなかいけない、ご飯をゆっくり食べる時間がない、買い物はゆっくりできない、子供が泣き止まない、寝かし付けがうまくいかない・・・。ほかにもまだまだありますね。
心身共に疲れがたまっている
また、体も心も疲れてしまっているというのも理由のひとつに。一日中子供の世話をしながら家事もやらなければいけない。
生まれたばかりの赤ちゃんであれば、夜も起きて授乳する日々がしばらく続きます。とにかくお母さんには休みがありません。
自由で身軽な周りの人が羨ましい
そして、一番の理由がこれ。夫や周囲の人が自由に予定を組んで日々を充実させているのを目の当たりにすること。
周りの人たちは自由で良いな、どうして私だけ自由が利かないのだろう。自分のことに手をかけられず余裕がないときは、自然とそういう気持ちになるものです。
一人で抱え込まないで!育児ストレスを解消するためには
上記に書いた理由を見てみるとどれもお母さんが一人で育児を抱えているように思えます。実はそうではないのだけれど、お母さん自身は自分のことで精一杯なのです。
どうしても主観が自分になってしまうため、夫や周囲の人のことが見えない。それため、一人で抱え込んでしまうのです。
一番の解決策は、「考え方を変えること」。だけどこれが一番難しいかもしれませんね。
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今までそう考えてきたことをいきなりコロッと変えることは簡単ではありません。ただ、ひとつだけすぐに変えるべきなのは「周囲の人への接し方」です。
家事は他の人でもできる!人の手を借りよう
今までは育児・家事等を一人で抱えてきたけれど、夫や他の家族に手伝ってもらえそうなことは遠慮なく手伝ってもらうようにしませんか?
夜中の授乳はさすがに無理でも、洗濯や掃除は休みの日に家族の人にまとめてしてもらうとか、買い物は仕事帰りにお願いするとか、自分が抱えていた「仕事」をひとつずつお願いしてみましょう。
以心伝心は無理?言わなければ伝わらない!
夫や周囲の人が自分より自由に見えることはよくあること。でも、そうして彼らに嫉妬するのではなく、まずは伝えなければお互いのことがわかりません。
彼らは悪気があるわけではないし、育児に十分参加しているつもりかもしれません。それは、お母さんが何も言わないからです。
「もっとここを手伝って欲しい」「私にも自由になれる時間が欲しい」と正直に相手に伝えましょう。助けてもらえるところは素直に助けてもらうこと。
ずっと子どもと二人きりなんて無理!外に出よう
ずっと一人で育児をして、自分のことができなくてイライラとストレスを抱え込む・・・とても悪循環です。時には自分を「孤独な育児」から解放してあげましょう。
地方自治体で設けている子育てサロンや育児相談、一般の託児所を利用して、「子供と二人きり」という時間を減らすことが大切。家族以外の人と接したり、子供と少し離れる時間をとることで、たまったストレスをうまく発散できるようになるでしょう。
考え方次第!いつかは終わる子育て
要するに、育児でストレスをため込んでいるのは自分自身ということです。何でも一人で抱え込まないことが大事です。
子供に手がかかるうちは、周囲が羨ましく感じることがあるかもしれません。でも子育てをしているあなたを羨ましく思う人だっているのです。
考え方を変えれば、育児は楽しいもの。大変なことも多いけれど、子供と一緒に成長していきましょう。