スマートフォンやタブレットPCなど、通信を使いインターネットに接続する機器が増えてきました。ネットが身近になってきた関係で、常に情報を収集できる環境が出来上がり、暮らしはますます便利になってきています。
そんな中、頭を悩ます問題が発生しているのです。それが「通信費の高騰」です。
スマートフォンにした関係で、ガラケーに比べて月額料金が倍以上になったという人も多く見られます。
そのため、通信費を節約できる方法を知ることは、家計を助けるという意味でも重要です。では、どんな方法があるのでしょうか?
通信費を賢く節約する時に利用するもの
スマートフォンでは、最近はLTEと呼ばれる高速回線が主流です。今までは取り扱うのに苦労した大容量の動画なども、スムーズに取り扱えるようになりました。
大容量の通信のやりとりができる回線のため、多くのユーザーが毎回大量に使うと回線が混雑して本来の速さを実感できなくなります。そこで携帯各社は「利用制限」を設けて、制限をしています。
基本的にLTEでは「7GB」という基準を超えると、速度を一気に低下させ通信制限をかけるのです。もし速さに満足できない場合には利用料金を支払うことで、2GBプラスさせるなどの対応をしています。
ということは、通信費を節約するには7GBをいかに超えないようにするかを考える必要がある訳です。そこで登場するのが「Wi-Fiや公衆無線LAN」の使用です。
LTEに比べても速度が圧倒的に速いのが、Wi-Fiです。自宅に受信する装置を置いておけば専用回線を経由するので、LTEの回線を使わないで済みます。
そうすれば7GBという制限を越えないで済むのですが、今度は逆にWi-Fiを契約して月額料金を支払うので結果的には意味がなくなります。そのため、違う方法を探す必要がある訳です。
スマホは無料Wi-Fiが使える!
そこで登場するのが「無料Wi-Fi」になります。最近は喫茶店やファミレス、ゲーセンなどでは企業が直接契約して、利用者に開放している無料Wi-Fi回線が存在しています。
無料会員登録をすれば、1時間や2時間など無料でWi-Fiを楽しむことができるのです。こういった場所を上手に使えば、Wi-Fiの固定料金を支払わずに済みますので、節約に繋がるのです。
また上記で説明した公衆無線LANというのは、例えばビジネスホテルや空港、鉄道の一部などで使える専用の回線を指します。こちらは速度はそこまで速いものではありませんが、無料で使えるケースがほとんどですから、通信費の節約には欠かせません。
ネット回線を1つに絞る
スマートフォンの通信費の節約方法を見ていきましたが、今度はPCにおける専用回線をどう考えていけば良いのかを確認していきます。
まず大切になるのが「一托に絞る」という考え方です。通信費という面を考えると、どうしてもLTEとPCネットという2つの代金を支払うことになります。
もしPCをほとんどしないのであれば、専用回線を解約するというのも、一つの手です。最近は、スマートフォンとPCをUSBで結んで「テザリング」を行えば、PCでもLTEの速度でネットを楽しめるようになっています。
身近な工夫を上手に活用すれば、通信費の節約は案外簡単にできるものです。
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