下半身の疲れは甘く見ないで!だるいのは危険な病気のサイン

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下半身が重い、だるい。足が疲れて痛い、むくむ。

このような症状は多くの人が経験していることでしょう。その多くは翌朝睡眠後に回復していたり、マッサージを行えば良くなる傾向にありますが、一向に良くならない・・・と悩んでいる人はいませんか。

実は、「下半身がだるい」という症状は、とある病気のサインである可能性もあるのです。

 

下半身のだるさは下肢静脈瘤かも?!

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下半身がだるいという症状が現れる病気はいくつかあります。

  • 下肢静脈瘤
  • 肝機能異常症
  • 心不全
  • 腎不全

この他にも高血圧や糖尿病などが挙げられます。今回は、女性に多く発症する「下肢静脈瘤」について考えていきましょう。

体の中を流れる血液は、血管を通して全身に行き届くようになっています。血管には心臓から全身へ血を送り出す動脈と、全身から再び心臓に血を戻すための静脈があります。

静脈は体中の組織に酸素・栄養を送り届けたあと、体内の二酸化炭素・老廃物などの「不要なもの」を回収しながら心臓に戻る役割があるのです。下半身を流れる静脈は重力に逆らい、上にある心臓へと血液を届けなければならないため、それを押し上げるポンプと、逆流を防ぐための弁が存在しています。

ポンプの役割を担っているのはふくらはぎの筋肉です。

しかし、何らかの理由で弁が壊れたり、ふくらはぎのポンプ作用が働かなくなったとき、二酸化炭素や老廃物を含んだ血液が下半身(下肢)にたまり、静脈の血管がうっ血して腫れてきます。それが皮膚の上からもわかるほど浮き上がると、「下肢静脈瘤」という病名がつくのです。

症状は足がだるい、むくみ、鈍痛、患部が熱く感じる、かゆみ、足がつる、疲労感など。放置すると、たまった血液成分が静脈から皮膚に滲み出し、皮膚が黒ずんでいき、湿疹が出来るなど重症化するおそれもあります。

さらに、それが進行すると難治性潰瘍が出来てしまうのです。

 

妊婦さんは要注意!下半身の血流を良くする工夫

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先ほど「女性に多く発症する」と書きましたが、実は妊娠によって発症したケースも多いのです。理由は、大きくなったお腹。

大きくなった子宮がお腹や下半身の静脈を圧迫し、血流が悪くなると、逆流防止弁が正常に働かなくなることがあります。すると血液の逆流が発生し、下肢に血がたまってしまい、静脈瘤になることも。

妊娠中は重いお腹を抱えているため、それを支える下半身(特に足)は常にだるいと感じることが多いものです。少しでもリスクを軽減するためには、足を高くして寝たり、屈伸運動などで下半身の血行を良くしておくことが大事です。

 

運動不足が危険を招く!ふくらはぎを意識して動かそう

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妊娠中の女性の他、下肢静脈瘤になりやすいのは、長年立ち仕事に従事している人や肥満傾向にある人です。長時間立ちっぱなしだったり、運動不足のせいでふくらはぎの筋肉がうまく使われない状態が続き、静脈を心臓へ送り出す機能が衰えていくためです。

このような心当たりがあり、「下半身がだるい」「足のむくみ・疲れがとれない」といった症状が発生し始めたら、病気のサインかもしれません。気になる症状があれば、悪化する前に一度医療機関を受診しましょう。

予防するには、ふくらはぎを意識して足を動かすことと、お風呂上りなど体が温まった状態で足を下から上に向かって揉み上げてマッサージを行うようにするのが効果的です。

 

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