閉経後の女性3人に1人が発症?骨粗鬆症の原因と治療法3つ

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「骨粗鬆症」という病気をご存知ですか。きっと、一度は耳にしたことがあるでしょう。

特に閉経後の50代以上の女性3人に1人が発症すると言われています。今回は、この病気の原因や予防方法について考えていきましょう。

 

骨粗鬆症は骨の強度が低下して発症する

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ところで、骨粗鬆症とはどのような病気なのでしょうか。

簡単に言うと、「骨の強度が低下して中身がスカスカになり、もろくなる病気」です。骨の強度のことを「骨密度」と言いますが、これが低下する原因はいくつかあります。

 

骨密度が低下する主な原因は「加齢」

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骨密度が低下する原因として最も多いのが、「加齢」です。女性に限って言えば、閉経後は骨粗鬆症を発症するリスクが高まっていきます。

これは、女性ホルモンがカルシウムの骨形成に大きく関わっているためです。閉経後のホルモンバランスは乱れやすく、骨形成に携わっていたホルモン分泌量も減少します。

身体の組織は古いものから壊されていき、新しく作り変えられていきます。生きている間はこれが絶えず続けられていますが、それは骨形成に関しても同じです。

古い骨は壊されて体内に吸収され(骨吸収)、ホルモンによってカルシウム合成が行われ、新しいものに変わり続けます。女性の骨密度は18歳をピークに40代半ばまでその状態をキープし続けますが、40代後半~50歳前後で更年期を迎え、ホルモン分泌が追い付かなくなると骨吸収だけが盛んに行われ、形成が追い付かなくなるという現象が起こるのです。

 

原因として生活習慣病等が関わることも

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上記に、女性の加齢による骨粗鬆症の発症リスク拡大について記述しましたが、実は原因はそれだけではありません。

以下の生活習慣病にかかっている人も、発症しやすいという報告があります。

  • 糖尿病
  • CKD(慢性腎臓病)
  • 動脈硬化
  • COPD(慢性閉塞性肺疾患)

また、ステロイド薬を常用的(3ヶ月以上)に投与されている患者についても、発症のリスクが拡大することがわかっています。ステロイド薬を投与する疾患は、関節リウマチや気管支ぜんそく、膠原病などです。

 

骨粗鬆症は女性が「寝たきり」になる原因第5位「骨折・転倒」を引き起こす!

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骨粗鬆症は、女性が要介護・・・つまり、「寝たきり」になる原因の第5位にあがっている「骨折・転倒」を引き起こします。骨密度の低下した骨の内部はスカスカになっていて、ちょっとした転倒で折れやすくなるのです。

特に太ももの付け根を骨折した場合、動けない状態が長期間続いてしまうため、その間に筋力も落ち、そのまま寝たきりになってしまうケースが非常に多いです。

 

更年期以降背が2cm以上縮んでいたら要注意

骨粗鬆症のチェックリストがあります。

  • 以前より身長が2cm以上縮んだ
  • 最近姿勢が悪くなったり、背中や腰が曲がってしまった
  • 腰や背中に重い感じ・痛みがある

以上3つのうち、どれか一つでも当てはまったら、要注意。骨粗鬆症による背骨の骨折が疑われます。

また、骨粗鬆症健診というものも行われているのをご存知でしたか。40~70代の女性を対象に5歳刻みで受けることが出来ます。早期発見・予防のためにも、定期的に健診を受けましょう。

 

もし発症したら治療方法は3つ

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もし、自分が発症してしまったら・・・とても不安ですよね。

でも大丈夫。ちゃんと治療方法はあります。

治療方法は大きく3つに分けられます。

 

★1.「食事療法」では「カルシウムやビタミンD、K」は積極的に摂取する

食事から骨を強くするために行われます。あらゆる栄養素をバランス良く摂り、特に骨形成にかかわるカルシウムやビタミンD、Kは積極的に摂取する必要があるのです。

カルシウムは乳製品や小魚、大豆製品などに多く含まれます。ビタミンDはきのこ類に。

ビタミンKは納豆や葉物野菜に豊富に含まれています。他にも、果物や高たんぱく質など、とにかく「バランス良く」食べることが重要。

 

★2.「運動療法」で効果的なのは「スクワット」

骨密度は運動することで増加します。また、筋力アップで転倒の予防にもなるのです。

かと言って激しい運動は必要ありません。一番効果的なのは、スクワットによる下半身の強化です。

一回の動作を10秒くらいかけて行い、これを一日5~10回3セットが目標。

 

★3.「薬物療法」は「食事・運動療法」と組み合わせて続けること

骨粗鬆症の治療薬には、「骨吸収を抑制する薬」と「骨形成を促進する薬」の2つに分類されます。これらは上記の食事・運動療法と合わせて行われることがほとんどです。

骨吸収を抑制する薬としては、SERMというエストロゲン様作用薬などが用いられ、骨形成を促進する薬としては、副甲状腺ホルモン薬などが代表的。途中で飲むのをやめてしまうと十分に骨密度が強化されないため、骨折しやすい状態は続きます。

しっかり続けていかなければなりません。

 

予防するために必要なのは「食事」と「運動」

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骨粗鬆症を予防するためには、普段の食事と運動に気を遣うことが必要になります。上記の治療法でもあげている通り、カルシウム、ビタミンD・Kを多く含む食品を積極的に摂り、偏った食生活を送らないことが大切です。

運動についても、普段から定期的に行える範囲で続けていくことが予防につながります。散歩など強い負荷のかかる運動ではなくても十分に効果は期待できるので、是非続けていきましょう。

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