辛い頭痛・めまい・喘息…季節の変わり目の体調不良の原因と対処法

SnapCrab_NoName_2016-6-7_10-35-43_No-00

 

季節の変わり目に起きる不調は「自律神経」が原因

冬から春、夏から秋と、気温差が激しくなる季節の変わり目に体調を崩す人は結構いますよね。どうしてこの時期は体調不良なりやすいのでしょうか。

それには、自律神経が大きく関わっています。

 

気温の差が体温調節を担う自律神経の不調を生む

SnapCrab_NoName_2016-6-7_10-36-33_No-00

冒頭に書いたとおり、冬から春、夏から秋への季節の変わり目には、寒暖差が大きくなる傾向にあります。この気温の差が体調に変化をもたらすのです。

体感温度の落差が激しいと、体温調節を担う自律神経に影響が及びます。そして自律神経がうまく働かなくなると、体温調節やホルモンバランスなどが崩れ、だるさやめまい、頭痛や肩こりなどの不調があらわれやすくなるのです。

季節の変わり目はなんだかだるい、疲れやすいなどの症状が現れたら、まず気温の変化を気にしてみましょう。

 

女性に多い「自律神経失調症」の症状と原因

SnapCrab_NoName_2016-6-7_10-37-49_No-00

自律神経の乱れに伴う体調の変化・症状は人それぞれ違いますが、多くの人が複数の不調を感じています。

最初は「よく眠れない」「寝ても体の疲れがとれない」と感じることから始まることが多く、そのまま休養をとらずにいると、だるさ、めまい、吐き気、動悸、肌荒れ、頭痛、肩こり、腹痛など実に様々な症状が体にあらわれてきます。これらは単体ではなく、2つ以上併合した状態であらわれることが多いです。

このように、自律神経の乱れによって不調を起こす症状を「自律神経失調症」と呼びます。自律神経失調症は女性に多く発症する傾向にありますが、その理由は女性ホルモンです。

 

女性ホルモンの変動が自律神経の不調を引き起こす

女性は月経がありますが、これは二つの女性ホルモンが分泌されることで月経周期となって訪れます。

月経に関わる女性ホルモンは「エストロゲン」と「プロゲステロン」。月経開始後から排卵期までの約2週間はエストロゲンが、その後の黄体期から月経が始まるまでの約2週間はプロゲステロンがそれぞれ分泌量を増やします。

この分泌量の変動が一番激しいのが排卵期です。今までエストロゲンの分泌が優位に立っていたところに、排卵を迎えた直後から急にプロゲステロンが優位になってしまうのです。

この両ホルモンの分泌量の変動が自律神経にも影響を与えます。そのため月経前は情緒不安定であったり、体調が優れないなどの症状(月経前症候群・PMS)を訴える女性は多いのです。

 

自律神経の天敵は季節の気温差によるストレスと冷え

SnapCrab_NoName_2016-6-7_10-40-17_No-00

季節の変わり目は気温差が激しいことに伴い、体感温度も急激に変わります。

たとえば、夏から秋に変わる時期。日中は残暑で夏日が続いていたりするのに、朝晩は急に気温が下がって肌寒く感じることがありますね。

急激な体感温度の下降を感じ取り、自律神経はこれに対応するべく機能を発揮します。しかし、この状態が頻繁に起こると、自律神経が対応しきれなくなって機能に乱れが生じるのです。

また、過度のストレスを感じている人も要注意。ストレスは体のあらゆる機能に影響を及ぼしますが、自律神経もその一つです。

ストレスは季節など関係なく日常的に感じるものなので、発散させなければ溜まっていく一方ですよね。長期間に渡ってストレスを溜めたままでいると、とある季節の変わり目の気候が一気に体の疲れを引き出し、体調を悪くさせてしまうスイッチになってしまいます。

 

頭痛・めまい・喘息の症状別の対策と予防方法

季節の変わり目に起こりやすいとされる症状は、「頭痛」「めまい」「風邪・喘息」などが挙げられます。花粉症のように毎年症状が出る人もいれば、何年か置きに発症する人など、様々です。

これらの症状の対策方法と予防方法について症状別にまとめてみました。

<頭痛>

頭痛には、いくつか種類があります。

 

偏頭痛

急激な気温の変化によって脳の血管が拡張するために起こる。ズキズキと脈打つ痛みで、吐き気やめまい、耳鳴りを伴うことも。

対処方法は、とにかく体を動かさずに横になるなどして安静で休むこと。痛む箇所を冷たい濡れタオルなどで冷やし、血管を収縮させるのも良いでしょう。

気温差対策として脱ぎ着して体温調節ができる帽子や上着等を持ち歩くことが予防につながります。また、過度なストレスをため込まないことも重要です。

 

緊張性頭痛

自律神経が乱れて起こります。頭が締めつけられるような痛みで、めまいを伴うこともある頭痛です。

対策・予防にはぬるま湯のお風呂にできれば毎日浸かって体を温めること。先述にも書いたとおり、冷えが自律神経の乱れを引き起こす原因になるので、普段から体を冷やしやすい服装や、冷たい食べ物の摂取は控えた方が良いでしょう。

 

群発頭痛

目の奥が激しく痛むタイプの頭痛です。睡眠中でも起こる痛みで、目の充血や鼻水等を伴うのが特徴。

痛みが強いので、医療機関できちんと受診し、医師から治療指示や薬を処方してもらう必要があります。予防方法は
アルコールやタバコを避け、できるだけ規則正しい生活を送ること。特に睡眠は大事です。

<めまい>

めまいは睡眠不足など生活リズムの乱れやストレスが溜まると起こりやすくなります。

 

ぐるぐると目が回る(回転性めまい)

良性の場合が多いタイプのめまいです。休養をとり、規則正しい生活を心がけていれば数日で回復することが多いですが、吐き気を伴うことがあるため、病院で吐き気止めを処方してもらうことができます。

予防するには「規則正しい生活」と「ストレスをためないこと」が大切。

 

立ち上がるとクラッとする(立ちくらみ)

立ちくらみは、脳への血液・酸素供給が十分に行われていないと起こりやすくなります。脳への血流を維持するのは血圧です。

対処・予防としては、急に立ち上がらず、ゆっくりとした動作で動くことを心がけましょう。普段から低血圧の人は特に発症しやすいので、十分な水分摂取にも注意が必要です。

血圧調節も自律神経の仕事の一つなので、やはりここを整えなければ改善できません。早寝早起き、健康的な食事、適度な運動が予防につながります。

 

ふわふわする

座っていても揺れているような感覚、地に足がつかない浮遊感のあるめまいは、緊張やストレス、疲労の蓄積などから自律神経が乱れを起こすことが原因で発症します。女性の場合、月経前後になる人も少なくありません。

また、風邪薬や解熱鎮痛剤、鼻炎薬の副作用によってこのようなふわふわしためまいを起こすこともあるので、服薬中は注意が必要です。

十分な睡眠が予防につながります。睡眠リズムが整うことで自律神経も整いやすくなり、体に溜まった疲労の回復にも効果が期待できるのです。

また、適度な運動でストレス発散を促し、血流が良くなることで自律神経にも良い影響が与えられます。

リラックスするには、ぬるめのお風呂にゆっくり入って体を温めたり、アロマやお香を焚くのも良いでしょう。おすすめの香りはラベンダー、カモミール、ローズ、ベルガモットです。

<風邪・喘息>

急激な気温変化で自律神経が乱れてしまうと、免疫力や抵抗力が低下してしまいます。結果、風邪をひきやすくなったり、喘息の発作が起こることが。

 

風邪の予防

風邪を予防するには、普段から偏りのない栄養バランスのとれた食生活を心がけることが一番重要です。気温差の激しい時期には、体温調節のための羽織ものを携帯することも予防につながります。

それでも風邪をひいてしまったら、早めに医療機関を受診しましょう。

 

喘息の予防

喘息の発作は気温差が激しい状況で起こりやすくなります。外出するときには必ず羽織りものをもって出かけることを心がけ、部屋の掃除はこまめにしておきましょう。

また、飲酒を控えることも重要です。アルコールを摂取した際に体内で生成されるアセトアルデヒドは、気道を収縮させる作用を持っています。

喘息の持病を持っている人は注意しましょう。

 

季節の変わり目の体調不良は正しい生活習慣で予防できる

SnapCrab_NoName_2016-6-7_10-41-17_No-00

いつも季節の変わり目は体調を崩すけれど、そういうものだから仕方がない。そう思っていた人は多いのではないでしょうか。

しかし、規則正しい生活やバランスのとれた食事、適度な運動を心がけることでそれらを予防することは可能だということがわかりましたね。是非実践して、一年中元気に過ごしましょう。

スポンサーリンク

  • facebookシェア
  • twitterツィート
  • はてなブックマークはてブ
  • Google+Google+
  • RSSRSS
  • PocketPocket
サブコンテンツ

このページの先頭へ