シワや乾燥、ニキビにくすみ・・・肌荒れの悩みは誰しもが経験しているのではないでしょうか。そんな肌荒れを治すために高い化粧品を購入したり、高額なエステに手を出す前に、今一度食生活を振り返ってみてください。
実は、肌荒れの症状それぞれに適した食べものを食べることで予防・改善に効果が期待できるのです。
かさかさ肌の味方はビタミンA!
いくら保湿してもカサカサ。粉がふいてしまうほどの乾燥肌。
乾燥したお肌には、肌の潤いをアップさせる「ビタミンA」が豊富な食べものが効果的です。ビタミンAは鶏レバーやウナギ、モロヘイヤ、人参、ほうれん草などに多く含まれています。
ニキビ肌を助けてくれるのはビタミンB1、B2!
ニキビは毛穴に皮脂や汚れが詰まってできるもの。皮脂が過剰に分泌してしまうと、どうしてもニキビができやすくなります。
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そんなニキビ肌には皮脂分泌を正常に保つ働きをもつ「ビタミンB1」「ビタミンB2」を多く含む食べものが良いでしょう。ビタミンB1は糖質(炭水化物)代謝を促す効果もあります。
ビタミンB1は豚肉、ピーナッツ、焼き海苔、玄米などに多く含まれています。また、ビタミンB2が豊富な食べものはレバー類、納豆、卵、ぶりなど。
他に砂糖・油脂の多い食品を控えることも有効です。
鉄分がくすみを直す!血行改善!
顔色が悪く見える肌のくすみの原因はずばり「血行不良」です。血流が悪いと、皮膚のターンオーバーが正常に行われずに日焼けなどの色素沈着も起こりがちに。
そんなくすみ肌に効くのは、鉄分を多く含む食べもの。鉄分は血液を体中へ運び届けるヘモグロビンの材料になります。
高野豆腐、ひじき、アサリ、小松菜、赤身マグロなどに豊富に含まれています。
小じわの解消はビタミンA,C,Eの三つの力
小ジワの解消には、「ビタミンA」「ビタミンC」「ビタミンE」の抗酸化作用でお肌のハリを高めることが効果的です。ビタミンAに関しては先述したので、ここではビタミンC・Eを多く含む食べものについてあげます。
ビタミンCはピーマン、ゴーヤー、ブロッコリー、菜の花などが豊富。ビタミンEはアーモンド(種子類)、アボカド、たらこ、カボチャなどに多いです。
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もっとも効果があるのは栄養バランスとれた食事
上記にあげた肌荒れに効く食べものだけを食べても、肌荒れが良くなることはないでしょう。栄養バランスのとれた食生活が基本なのです。
炭水化物、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラル、食物繊維・・・これらの栄養素がバランス良くとれてこそ、効果を発揮します。
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