自分の頭皮のにおいって、なかなか知ることができませんよね。実は、大量に汗をかく夏は知らずしらずに頭皮がにおいやすくなる季節なのです。
気づいてないのは自分だけ?!頭皮のにおいの原因
頭皮のにおいの原因のほとんどが「皮脂汚れ」です。
頭皮は顔よりも皮脂分泌が盛んな場所。特に夏はその分泌量も増える時期なので、洗髪など適切なケアを怠ると、すぐににおいも発生してしまいます。
洗髪方法とその後の対応に問題アリ!
毎日洗髪しいても、皮脂を洗い残してしまうことがあります。その皮脂汚れが頭皮で酸化することでにおいを発するようになるのです。
また、洗った後は早く乾かさないと頭皮上で雑菌が繁殖しやすくなり、それもにおいの原因になり得ます。体調を崩す原因にもなりますので、髪が濡れたまま就寝するのは絶対にやめましょう。
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その日の汚れはその日のうちに!整髪料はつけたら落とす!
朝は髪のセットに整髪料が欠かせないという人は多いでしょう。ヘアワックス、ムース、スプレーなどその種類は様々。
しかし、整髪料をつけたまま長時間過ごしていると、だんだん頭皮がにおうようになるのです。それは、整髪料と皮脂が結びつき、酸化が起こるため。
夜は疲れて髪を洗わずに寝てしまうという人もいるかもしれませんが、それが一番危険です。帰宅後はメイクを落とすのと同様に、整髪料もしっかり洗い流してから寝るようにするのが理想です。
美容的にもNG!肉食&アルコールはにおいの元!
実は、においの原因は食べ物である可能性もあります。頭皮だけではなく、体臭自体を強くするような食べ物に注意です。
たとえば、動物性のタンパク質。肉中心の食生活を送っていると、体に悪いだけではなく悪臭の原因にもなるのです。
また、油を多く使った料理、揚げ物など脂っこいものも同様です。皮脂の酸化を促進させてしまいます。
アルコールの多量摂取もいけません。血流を悪くし、老廃物が滞りやすくなり、体臭もきつくなってきます。
暴飲・暴食に気をつけましょう。
意外と知らない?においを抑える正しい洗髪方法!
では、解決策について考えていきましょう。まずは洗髪・髪のケアでの方法から。
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におうのが気になるからと1日に2回以上洗髪するのはNGです。頭皮を洗いすぎてしまうとかえって皮脂分泌が盛んになり、これでは逆効果。
正しい洗髪の方法は、
1.頭を十分に濡らす
シャワーを1分ほどあてて、髪・頭皮を十分に濡らします。
2.シャンプー液を泡立てる
これをやらずに髪に直接つけて洗うと、皮脂汚れを十分に洗い流せません。手のひらで丁寧に泡立てるか、泡立てネットを使うのも良いでしょう。
3.頭部を細かくブロック分けして洗う
「ブロック分け」というのは、一度に洗う範囲のことです。一気に頭全体を洗うのではなく、頭頂部・左右サイド・後頭部など、場所を分けて丁寧に洗うことで皮脂汚れの洗い残しを防ぐのです。
4.指の腹を使ってマッサージするように
基本ですが、洗うときは指の腹を使い、爪を立てないように洗いましょう。
5.よくすすぐ
最後にシャンプー液をよく洗い流します。シャワーを3分ほど流し、よくすすぎましょう。
以上のようにきちんと髪を洗ったら、なるべく早く乾かしましょう。頭が濡れていると、菌が繁殖しやすいからです。
しっかり乾燥させ、においの元を絶ちましょう。
においは緑黄色野菜や果物で防ごう!体臭を抑える食生活
次に、体臭を抑える効果のある食べ物について。
洗髪方法で頭皮のにおいが改善されなければ、食生活の見直しをしてみましょう。先ほど、においの原因になる食べ物について書きましたが、逆に予防できる食べ物もあります。
体臭を抑える効果があるのは、皮脂の酸化を抑える「抗酸化作用」に優れた栄養素を豊富に含む食べ物です。栄養素としては、ビタミンA・B・C・E、ポリフェノールがあげられます。
食生活が原因である場合は、緑黄色野菜・果物を積極的にとることで、ずいぶん変わってくるでしょう。食事は1日3回、主食・主菜・副菜を基本として摂取することが大切です。
洗髪方法から生活習慣まで、あらゆる可能性があります。思い当たるところから実行し、においの原因を撃退しましょう。
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