ブツブツ目立つ鼻の毛穴…。
その悩みを解消させるために、鼻パックを使った経験がある人もいるでしょう。
しかし、このパックにはデメリットがあるのです。
また、正しい方法で顔を洗わないと鼻の毛穴に汚れが溜まりやすくなります。
今回は、鼻の毛穴に詰まった角栓を取り除き、小さくする方法について見ていきましょう。
鼻パックをするデメリットとは?
鼻の毛穴に詰まった角栓や汚れを取り除くシートパックには、肌を保護する角質層まで取り除いてしまうというデメリットがあるのをご存じでしょうか?
角質層には肌の水分を保ち、紫外線などから肌を保護する役割があります。
その角質層を取り除いてしまうと、肌の潤いを守ろうと皮脂が過剰に分泌されたり、新しい角質層をより強固なものにしようと角化が早まったりといった逆効果が…。
つまり、余計に毛穴に角栓ができやすくなってしまうのです。
鼻パックをすると老けやすくなる?
鼻パックを使うと毛穴の汚れが手軽に取れて、しかもブツブツが目に見えてごっそり取れるため、気持ちいいと感じるかもしれません。
しかし、肌を保護している角質層まで一緒にはがしてしまっては悪循環です。
外部からの刺激に弱くなった肌は、シミ・しわ・ニキビや吹き出物が出きやすい状態に。
鼻パックできれいにするどころが、老けやすくなってしまうとも言えるのです。
毛穴パックで鼻の毛穴が開いてしまう?
皮脂の過剰分泌や角化が早まっている状態では、毛穴が大きく開いてしまいます。
せっかく毛穴の掃除をしたのに、むしろ汚れやすくなり、毛穴が大きくなってしまうとは…。
そう考えると、パックにはデメリットしかないと感じられますね。
実際、メリットは「即効性がある」ということくらいでしょう。
「今すぐごっそり鼻の毛穴ごと汚れをすっきりしたい!目で見て実感したい!」という人には満足のいくものかもしれませんが、問題はその後のケア。
開いた鼻の毛穴を素早く引き締めるのは困難です。
いくら保湿しても、パックをはがした時点でそこには汚れが溜まっていきます。
長期的に考えると、使うたびにお肌が老化していくパックはあまりおすすめできません。
鼻の毛穴を小さくするための正しい洗顔方法とは?
パックではない方法で鼻の毛穴をきれいにし、目立たないように小さくしたい。
その願いを叶える方法は正しい洗顔にあります。
ここからは、意外と知られていない正しい洗顔のステップをご紹介しましょう。
鼻の毛穴を小さくする洗顔方法の手順
1.蒸しタオルで毛穴を開く
2.ぬるま湯で軽く顔の汚れを落とす
3.手をきれいに洗う
4.洗顔料をきめ細かく泡立てる
5.直接肌をこすらず、泡を押し付けるように洗う
6.ぬるま湯で最低20回はすすぐ
7.清潔なタオルで肌を押さえるようにしながら水気を拭き取る
8.素早く保湿をする
すべて手順通りに実践している人もいるかもしれませんね。
ポイントは、「蒸しタオルで毛穴を開く」ことと、「直接肌に手指を触れて擦らない」ことです。
そして、洗うだけでなく最後に保湿するまでが洗顔だと思ってください。
正しい洗顔方法をマスターして美肌になろう!
毛穴が目立たないきれいな鼻をつくるためには、パックよりも洗顔の方が効果だということを見てきました。
美容法はたくさんありますが、やはり洗顔が基本になってくるようですね。
正しい洗顔方法をきちんと実践して、気になる毛穴を小さく目立たなくしてきれいな肌を目指しましょう!
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