つぶしちゃダメ!やけどの重傷度と「水ぶくれ」の仕組み・対処法

SnapCrab_NoName_2016-5-29_10-53-7_No-00

 

やけどの3つの段階と水ぶくれについて学ぼう

料理をしていて油がはねた、フライパンのふちに触れてしまった、アイロンを使っていて…など日常生活の中で、思わぬ不注意でやけどを負ってしまうことがあります。やけどにより水ぶくれができた場合、大きさが小さいと、放置したり、自分でつぶしてしまったりする方も多いようです。

でも、時間が経ってみると、痕が残っていたなんてことありませんか?

では、どうしてやけどをすると水ぶくれができるのでしょうか?もしできてしまった場合、つぶしてもいいのでしょうか、それともつぶさない方が良いのでしょうか?

 

やけどの3つの段階

SnapCrab_NoName_2016-5-29_10-58-19_No-00

やけどは症状において3段階に分かれています。水ぶくれができるのはどの段階でしょうか。

 

1. Ⅰ度熱傷

皮膚の一番上の層(表皮)だけが損傷した場合で、皮膚は赤い状態でひりひりと痛みます。

たいてい特別な治療は必要ありません。

 

2. Ⅱ度熱傷

皮膚の中間の層(真皮)まで損傷した場合です。水ぶくれができるという特徴があります。

この中でも、損傷が皮膚の浅い部分にとどまっている浅達性と皮膚の浅い部分と深い部分まで達している深達性の2種類があります。

病院での治療が必要となります。また、細菌感染を伴った場合、感染症を引き起こすこともあります。

 

3. Ⅲ度熱傷

皮膚の表面、中間の層、脂肪の層まで皮膚層すべてが損傷している場合です。

やけどの面積によっては、命に関わります。病院で適切な治療を受ける必要があります。

 

水ぶくれができるのは真皮の血管までやけどが達したことが原因

水ぶくれができるのは、上記で取り上げたⅡ度熱傷の場合です。真皮の部分まで、やけどが達すると、水ぶくれになります。

真皮には、毛細血管が通っているため、やけどにより、血液の中の血漿という液体が真皮の傷に入り込み、水ぶくれを作り出すのです。水ぶくれの中に溜まっているのは、水ではなく、血漿なのです。

 

水ぶくれは絶対につぶさず患部を清潔にして消毒する

SnapCrab_NoName_2016-5-29_10-55-49_No-00

水ぶくれができると、ついつい気になって、自子判断でつぶしてしまうという方、多いと思います。しかし、絶対につぶさないようにしましょう。

つぶすと、傷口から細菌が入ってきてしまい、感染症を引き起こす危険があります。また、やけど痕も残りやすくなってしまいます。

水ぶくれは、やけどで傷付いた患部を保護する役割を果たしてくれているのです。もし、自然につぶれてしまった場合は、流水でしっかりと洗い流しましょう。

そして、患部を清潔にするようにし、消毒液で消毒しましょう。水ぶくれ程度で病院に行くの?と思われるかもしれませんが、Ⅱ度熱傷以上は、放置せずに病院で診てもらい、適切な処置を受けましょう。

 

まとめ

SnapCrab_NoName_2016-5-29_10-56-31_No-00

やけどによる水ぶくれは、皮膚の中間層が損傷し、血漿が流れ出ることによるものです。自分でつぶしてしまうと、痕が残ったり、感染症を合併したりする危険もあります。

それで、水ぶくれになるほどのやけどを負ったら、病院で適切な処置とお薬を処方してもらい、キレイな皮膚を守りましょう。

スポンサーリンク

  • facebookシェア
  • twitterツィート
  • はてなブックマークはてブ
  • Google+Google+
  • RSSRSS
  • PocketPocket
サブコンテンツ

このページの先頭へ